レンソイス（2006年生、母スピードハミング）

レンソイス（2006年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ブラジルにある白い砂丘」。毛色は芦毛。種牡馬のスピードワールド（当時12歳）と交配したスピードハミングが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月15日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、トーセンラトゥールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2009年）

9月5日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

9月12日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。