ヒバリエクスプレス（2007年生、母コスモグローリ）

ヒバリエクスプレス（2007年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時10歳）と交配したコスモグローリが17歳のときに産んだ18番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。戦績は、地方25戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のホープフル。

経歴

デビュー前

熊谷昇厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は関本淳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナンブシャイニングに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーホクマッチョに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイントオデッセイを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

11月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトリプルアクセルに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

11月30日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイメイジュエリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

3歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（8戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（9戦3勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で関本淳騎手（11戦3勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で関本淳騎手（12戦3勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で関本淳騎手（13戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の美好玩具賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で関本淳騎手（14戦3勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の賢治のイーハトーブまつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で関本淳騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

8月7日、中5週で迎えた17戦目は、3歳戦の久慈シャワークライミングレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で関本淳騎手（16戦3勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、宮古三王岩レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で関本淳騎手（17戦3勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で関本淳騎手（18戦3勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた20戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、シルバースパー賞（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、オクトーバーカップ（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（19戦3勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた23戦目は、高野長英記念館レース（水沢ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（20戦3勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた25戦目は、初夢弁財天レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（21戦3勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。