テイエムリボー（2015年生、母メロディペリオット）

テイエムリボー（2015年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋昔の名馬より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時20歳）と交配したメロディペリオットが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は清水牧場。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって820.8万円で落札された。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月6日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 雨/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキボウノダイチにハナ差届かず2着となった。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウォーターパルフェに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

3歳（2018年）

3月17日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の御在所特別（中京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の青島特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

12月28日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず17着に終わった。

4歳（2019年）

3月3日、中8週で迎えた11戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月4日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月4日、中9週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサトノエメラルドから2馬身半差の2着となった。

9月22日、中4週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルクデラポムから7馬身差の2着に敗北した。

5歳（2020年）

4月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒岩悠騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒岩悠騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で黒岩悠騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で黒岩悠騎手（8戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。