ルイクリスタルラヴ（2009年生、母スイートデヴィアス）

ルイクリスタルラヴ（2009年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したスイートデヴィアスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、地方16戦1勝2着2回。2011年の鎌倉記念(S3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、白瀬明から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大類正彦によって210万円で落札された。

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2011年）

6月23日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したミラクルブリザードを差し切れず、3馬身差の2着となった。

8月22日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のシーサイドスター特別（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るドラゴンシップを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のベイサイドスター特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ニシノファイターに半馬身交わされて2着となった。

11月16日、中5週で迎えた6戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュステッキ特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3歳（2012年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月4日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた11戦目は、白百合特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた12戦目は、相模川特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2013年）

9月26日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた14戦目は、野菊賞（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月18日、中7週で迎えた15戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、ありがとう! 福山競馬記念（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5歳（2014年）

1月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。