ビザンエリート（2006年生、母ホクセツキャンドル）

ビザンエリート（2006年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時9歳）と交配したホクセツキャンドルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、地方31戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳F5一。

経歴

デビュー前

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

9月23日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた3戦目は、2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ツバサローマンに半馬身交わされて2着となった。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳F1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた5戦目は、2歳F3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた6戦目は、2歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3歳（2009年）

1月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた11戦目は、3歳F5一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のサンユウフィードに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

4月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（12戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高馬元紘騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた15戦目は、3歳C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で高馬元紘騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

7月2日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、フレンチミラクルに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小谷周平騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

11月12日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で小谷周平騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で小谷周平騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小谷周平騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小谷周平騎手（11戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で小谷周平騎手（12戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で小谷周平騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で小谷周平騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で小谷周平騎手（15戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。