ボラボラフレイバー（2020年生、母ポムフィリア）

ボラボラフレイバー（2020年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時10歳）と交配したポムフィリアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小島牧場。主な勝ち鞍は2024年のヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド大井第2戦(一般C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって935万円で落札された。

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

7月29日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。5頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

1歳のとき、小島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって935万円で落札された。

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

12月5日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の87.8万円以下（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

3歳（2023年）

1月25日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の91.5万円以下（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

2月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の149.4万円以下（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたドゥーロアバンティ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の215.3万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したアウトビアンキにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の316.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の316.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したドンドンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

11月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、4着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた11戦目は、国際都市しながわ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレッチャーを差し切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、4着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

6月7日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、海王星特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

8月2日、中2週で迎えた19戦目は、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（8戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた20戦目は、うお座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた21戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、みずがめ座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた22戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド大井第2戦（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るサウンドズームを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた23戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。