ナントカナルニャ（2022年生、母リリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉野政敏から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、山下良子によって242万円で落札された。

2歳（2024年）

6月29日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

11月2日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のうまかつ.netアプリリリース記念（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のビービーシャルムに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

7月19日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦のUMATENA賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた5戦目は、オミナエシ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、熊沢重文さん来場記念（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、鳥栖・三養基救急フェア2025杯（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したバラージファイアを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、メーリッハベイにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、明日はさがけいば祭り賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。