サンワードブラビ（1999年生、母アクチンアグリー）
Sunward Bla Bi
1999.04.15
サンワードブラビ（1999年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時8歳）と交配したアクチンアグリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）シンコーファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方12戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C4-1。
経歴
デビュー前
2歳のとき、シンコーファームから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ディアレストクラブによって2,205万円で落札された。
根本康広厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2002年）
5月25日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は522kg。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
6月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。
4歳（2003年）
4月17日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた3戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
5月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るローズスティングを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。
5月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
7月19日、中8週で迎えた6戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
8月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。
5歳（2004年）
2月29日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。
6月5日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2000m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
7月24日、中4週で迎えた12戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。
7月31日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。
10月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るポデロッソを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
6歳（2005年）
2月17日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベニーマイスズカに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイヨーキラキラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
3月15日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C4-1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミナミミシルに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
3月22日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2-2（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メモリアルパンチにクビ差交わされて2着に甘んじた。
4月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボールドライトに6馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。
4月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクエディフィスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。
5月11日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンディファインドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
5月24日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永島太郎騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。