シゲルピューマ（2014年生、母ヒロコファンタジー）

シゲルピューマ（2014年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋動物名『ピューマ』」。毛色は栗毛。種牡馬のロードアルティマ（当時14歳）と交配したヒロコファンタジーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大林ファーム。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大林ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月19日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は394kg。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月1日、中9週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月13日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のハニーフィッツに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の雪晴賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の県庁アナウンサー杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

3月13日、中0週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビービーゲイナーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の烈風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦の海風賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の初風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋風賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた22戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特選（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、オパール特選（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた24戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、長崎街道牛津宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた25戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、初霜賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた27戦目は、長崎街道塚崎宿特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4歳（2018年）

1月7日、中1週で迎えた28戦目は、長崎街道鳴瀬宿特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた29戦目は、ガーネット特選（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた30戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた31戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた32戦目は、チューリップ賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた33戦目は、長崎街道大村宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた34戦目は、長崎街道常盤橋特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田凌騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた35戦目は、エメラルド特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた36戦目は、すずらん賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた39戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月18日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた41戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。