ローヤルエルフ（1986年生、母マツノエルフ）
Royal Elf
1986.03.19
ローヤルエルフ（1986年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフアインポート（当時13歳）と交配したマツノエルフが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ファームクリエイト。戦績は、中央平地25戦2勝、地方26戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下。
経歴
デビュー前
日迫良一厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
2月4日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルトラックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月26日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。
12月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千田輝彦騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。
4歳（1990年）
1月13日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千田輝彦騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
1月21日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千田輝彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の北方特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で千田輝彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
3月4日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。
3月11日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。
3月24日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
4月21日、中3週で迎えた13戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のバッカナムコールを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。
5月13日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。
6月17日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。
7月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。
5歳（1991年）
3月30日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。
5月4日、連闘で迎えた22戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（7戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。
6月22日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（9戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。
8月16日、中7週で迎えた26戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月26日、中0週で迎えた27戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた28戦目は、ききょう特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田口輝彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月6日、中4週で迎えた30戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田口輝彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1992年）
2月23日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田口輝彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田口輝彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラテンユウから1馬身半差の2着となった。
4月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のプロスパーをクビ差制して久しぶりに勝ち星を挙げた。
4月26日、中1週で迎えた35戦目は、オープン争覇（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた36戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、しゃくなげ特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月17日、連闘で迎えた37戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（9戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月31日、中1週で迎えた38戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、東海オールスタージョッキー（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた40戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月28日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田口輝彦騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田口輝彦騎手（14戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月11日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田口輝彦騎手（15戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月4日、中2週で迎えた45戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
7歳（1993年）
5月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月4日、中1週で迎えた47戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシンハートに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月13日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（17戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月5日、中2週で迎えた49戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（18戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた50戦目は、岡河まき子騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月14日、中2週で迎えた51戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（19戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。