シルキージル（2007年生、母シルクフリージア）

Silky Gill

2007.04.06

シルキージル（2007年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシルクジャスティス（当時13歳）と交配したシルクフリージアが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 12戦1勝 [1-1-0-10/12]
• 総賞金 国内: 189万円
• 生年月日: 2007年4月6日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 山崎尋美 川崎
• 馬主: 高良憲光
• 生産者: （有）畠山牧場
• 抹消情報: 地方：2010年4月22日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 2馬身

ベストレース

• レース名: 2歳
• 日付/馬齢: 2009年12月17日/2歳
• コース: 川崎ダート1400m 左
• 着順: 1着
• 人気: 6番人気
• 馬番/頭数: 6番/7頭
• 天候: 晴 9.0℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/標準
• レースラップ: 平均=13.1/ラスト=13.8
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 5-4-1-3
• 馬体重 増減: 436kg +5
• 出走間隔: 中4週
• 騎手 斤量: 町田直希 53.0kg

血統

概要

母のシルクフリージアは中央平地8戦0勝、中央障害4戦0勝、地方1戦0勝。祖母のヤマタケサリーは中央重賞1勝（中山芝[1600m]）。父のシルクジャスティスは中央G1・1勝（中山芝[2500m]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	7×7	1.56%
きS	Sir Gallahad＝Bull Dog	7*7*7	2.34%
牡	Roberto	3×4	18.75%
牡	Turn-to	5×6*7	5.46%
牡	Nasrullah	6*7×6*7*7*7	6.25%
牡	Fair Trial	6×7	2.34%
牡	Hyperion	7*7×6	3.12%
牡	Nearco	7*7*7×7*7*7	4.68%
牡	Djebel	7×7	1.56%
牡S	Blue Larkspur	7*7	1.56%
牡M	Native Dancer	6*7	2.34%
牡M	Big Game	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ブライアンズタイム 1985 （USA）		Roberto 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Bramalea	Nashua
				Rarelea
		Kelley's Day 1977 （USA）	Graustark	Ribot
				Flower Bowl
父 シルクジャスティス 1994 （JPN）			Golden Trail	Hasty Road
				Sunny Vale
		サテインゴ 1970 （GB）	Petingo	Petition
				Alcazar
父の母 ユーワメルド 1983 （JPN）			Saquebute	Klairon
				Synaldo
		ピーチガール 1976 （JPN）	セダン	Prince Bio
				Staffa
			メリーブラツト	テスコボーイ
				コンチネンタル
母の父 コマンダーインチーフ 1990 （GB）		ダンシングブレーヴ 1983 （USA）	Lyphard	Northern Dancer
				Goofed
			Navajo Princess	Drone
				Olmec
		Slightly Dangerous 1979 （USA）	Roberto	Hail to Reason
				Bramalea
母 シルクフリージア 1998 （JPN）			Where You Lead	Raise a Native
				Noblesse
		サクラシンゲキ 1977 （JPN）	ドン	Grey Sovereign
				Diviana
母の母 ヤマタケサリー 1987 （JPN）			アンジエリカ	ネヴアービート
				スターハイネス
		クインパーソロン 1976 （JPN）	パーソロン	Milesian
				Paleo
			ホールドアツプ	Hornbeam
				Handcuff

血統分類

• サイアーライン: ロベルト系
• ファミリーナンバー: 1-n

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2010/03/30 川崎	ダ1500m 良 晴	3歳	プルシャンブルー 2.0	8 / 12	7枠 10番	山崎誠士	54kg		10人	11-11-12-10	40.7 / 38.1	433	+2
2010/03/22 浦和	ダ1400m 良 晴	3歳	ヴィルトゥス 0.9	2 / 10	2枠 2番	山崎誠士	54kg		6人	7-7-8-5	40.8 / 37.4	431	-5
2010/02/23 川崎	ダ1500m 良 晴	3歳	サイレントドン 1.2	6 / 9	6枠 6番	山崎誠士	54kg		9人	9-9-9-7	41.2 / 37.9	436	+5
2010/02/15 船橋	ダ1600m 不 雨	3歳	セイントフォース 2.9	8 / 13	5枠 7番	山崎誠士	54kg		13人	12-12-13-10	39.8 / 38.5	431	-3
2010/01/26 川崎	ダ1500m 良 晴	3歳	ヒミツノハナゾノ 1.5	10 / 14	2枠 2番	井上俊彦	54kg		8人	12-10-11-9	41.4 / 37.6	434	-5
2010/01/01 川崎	ダ1500m 良 晴	3歳	ヒロキキュウ 1.5	8 / 12	5枠 5番	伊藤裕人	51kg		12人	11-11-11-11	41.3 / 37.7	439	+3
2009/12/17 川崎	ダ1400m 稍 晴	2歳	(オツボネ) -0.4	1 / 7	6枠 6番	町田直希	53kg		6人	5-4-1-3	40.6 / 41.0	436	+5
2009/11/09 川崎	ダ1400m 良 晴	2歳	フェイスキング 2.5	7 / 11	8枠 11番	佐藤博紀	53kg		8人	7-6-5-4	41.9 / 40.6	431	+1
2009/10/05 川崎	ダ1400m 重 雨	2歳	ディーエスフレイム 2.4	5 / 9	6枠 6番	山崎誠士	53kg		6人	5-5-6-5	42.5 / 38.7	430	+2
2009/09/06 川崎	ダ1400m 良 晴	2歳	サイレントドン 2.6	6 / 10	7枠 7番	山崎誠士	53kg		7人	8-8-9-8	40.6 / 41.1	428	+7
2009/08/20 川崎	ダ1400m 良 晴	2歳	ゼットン 1.3	5 / 9	1枠 1番	山崎誠士	53kg		7人	6-5-5-4	42.2 / 40.1	421	-5
2009/07/29 川崎	ダ900m 重 曇	2歳	ブルーステーブル 3.0	8 / 10	1枠 1番	酒井忍	53kg		5人	7-10-10	39.1 / 36.6	426	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

7月29日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月9日、中4週で迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた6戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のオツボネに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた7戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

1月26日、中3週で迎えた8戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったヴィルトゥスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月30日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。