アポロマハル（2005年生、母Laurentine）

Apollo Mahal

2005.02.16

アポロマハル（2005年2月16日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋タージマハルより」。毛色は芦毛。種牡馬のCozzene（当時25歳）と交配したLaurentineが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

6月24日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったエフティマイアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月13日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月25日、中2週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ウォーターボーイズに半馬身交わされて2着となった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のラビットヒビキに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた6戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。