ゴールデンジャズ（2001年生、母ユーワスマイル）

ゴールデンジャズ（2001年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ジャズ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したユーワスマイルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般B5(牝)。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月14日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月17日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

11月10日、中6週で迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中5週で迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた8戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシントウマリンに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、沈丁花賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマグマチャンプから半馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中0週で迎えた12戦目は、一般C10（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリカバリーショットをアタマ差制して2勝目を掴み取った。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、関山さん還暦おめでとう（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のウォルトンウオリアに半馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、藤前干潟特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の渡辺正さん誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の一般B11（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたナムラメロディー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月8日、中3週で迎えた18戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンシノジョオーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般B10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサチノヒノデを半馬身振り切って4勝目を挙げた。

8月23日、中1週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、すいれん特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた22戦目は、旬菜茶房セブンリニューアル記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノボリダイナミックに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般B7a（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（12戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホウライランマンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

10月4日、連闘で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミシックフォードをハナ差振り切って6勝目を収める