エイシンガッツ（1983年生、母ミスクリキヨ）

エイシンガッツ（1983年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時11歳）と交配したミスクリキヨが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は織田茂晴。戦績は、中央平地16戦3勝2着1回、地方1戦0勝。1986年の京都4歳特別(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

8月18日、12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワインボーイをクビ差制して勝利を収めた。

9月14日、11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキビーナスからクビ差の2着となった。

10月27日、14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月9日、14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミアレンに2馬身半の差をつけて勝利を物にした。

11月24日、8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（1986年）

4月12日、3歳オープンのれんげ賞（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月4日、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は清水英次騎手。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマンノベストを半馬身振り切って勝利をモノにした。

5月25日、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手。23頭立ての19番人気で22番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では末脚がパッとせず23着に終わった。

6月29日、3歳オープンの中日スポーツ賞（中京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

8月3日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月24日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清水英次騎手。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月4日、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清水英次騎手。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5歳（1988年）

1月30日、5歳以上1400万下の羅生門特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6歳（1989年）

4月25日、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上正和騎手。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。