トモジャヴェール（2014年生、母バトルキクヒメ）

トモジャヴェール（2014年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トモジャ（冠名）とジャヴェール（小説の登場人物名）を掛けた言葉」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンアポロン（当時7歳）と交配したバトルキクヒメが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉光博。主な勝ち鞍は2018年の一般C2六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉光博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉冨学によって572.4万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月6日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

3歳（2017年）

2月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3月16日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月16日、中8週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

4歳（2018年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

7月14日、中6週で迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったセユウカナリアに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のネオヴァリアントに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のブロンテをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、トウショウレイダーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、ガーベラ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた19戦目は、サルビア賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。