タツノタッチ（1999年生、母ドラゴンハレー）

タツノタッチ（1999年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時11歳）と交配したドラゴンハレーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。戦績は、地方30戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新生ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、セブンホースクラブによって315万円で落札された。

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月10日、デビュー戦は米川昇騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラヴァリージェニオから半馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で米川昇騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルロープに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。5着を確保した。

11月29日、中3週で迎えた11戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2002年）

1月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた15戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月11日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコーザンブレーンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るツルミゴールドを上がり0位の末脚で半馬身差し切って2勝目を奪取した。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、オールジャパンリーディングジョッキー（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の日本海ダービー（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた23戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた24戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた28戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた30戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。