クオレス（2021年生、母コウギョウデジタル）

クオレス（2021年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「クオ(するところのラテン語)とレスポンス(応答する)の組合せ」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時14歳）と交配したコウギョウデジタルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神垣道弘から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、天堀忠博によって385万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたキョウエイカンセ決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアララララに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

3月10日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアララララに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたタイセイフェスタ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。