キョウエイカンセ（2021年生、母キョウエイレガシー）

キョウエイカンセ（2021年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+かに座(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時10歳）と交配したキョウエイレガシーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は春木ファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月30日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず17着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクオレスをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月12日、中7週で迎えた4戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永野猛蔵騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月9日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、2歳1勝クラスの黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永野猛蔵騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの万両賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（5戦1勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。