アローキングダム（1985年生、母ブライドルブーケ）

アローキングダム（1985年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時18歳）と交配したブライドルブーケが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方30戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の一般C3。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

6月26日、デビュー戦は田中清隆騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田中清隆騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月8日、中5週で迎えた7戦目は、阿部充知騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイスラークに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部充知騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部充知騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1989年）

4月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに27kg増やして迎えた10戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンブルーに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクララベンダーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミホブラックをハナ差制して4勝目を獲得した。

6月26日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップガンから2馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシロキタエスプリに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中鉢利弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエレナスモアに1馬身の差をつけて優勝

11月20日、中5週で迎えた22戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は海方栄二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1990年）

4月23日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた25戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテスタロッサリリーからクビ差の2着に甘んじた。

6月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般D1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中鉢利弘騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた32戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた35戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。