バハマフレイバー（2021年生、母フォルゴラーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤田孟司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって1,815万円で落札された。

2歳（2023年）

6月22日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、フロインフォッサルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヨルノテイオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中8週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のトーシンブリザード・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のプラズマに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのチバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のブレイヴアウトに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

3歳（2024年）

1月17日、中6週で迎えた6戦目は、3歳Jpn3のブルーバードカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の船橋フューチュリティマイル（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソレナに2馬身半の差をつけて優勝

3月13日、中4週で迎えた8戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月2日、中6週で迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

8月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。