ビバドルドナ（2009年生、母ウーマントウショウ）

ビバドルドナ（2009年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母母母名の一部＋全知全能の神（アイルランド神話）」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したウーマントウショウが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春雄。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂本春雄から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、坂本春雄から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、坂本春雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、西森鶴によって483万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。17頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

4月7日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

11月3日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のベンザイテンイモンをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴィンソンマシーフからハナ差の2着に甘んじた。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったベンザイテンイモンから3馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイアセレッソから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルチフローラから2馬身差の2着となった。

1月13日、中0週で迎えた13戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のガンバルデュランに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

1月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードプレンダに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、福山・金沢・兵庫フレンドリー騎手交流第1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセーヌブルーに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

3月9日、中1週で迎えた17戦目は、「本日IPAT全レース発売中!」とく戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、ありがとう福山けいば装蹄師会記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（9戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウノルビーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた25戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた27戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、サンシャイン特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた28戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。