アサカハードリー（1991年生、母ロングビーナス）

アサカハードリー（1991年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時17歳）と交配したロングビーナスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の一般C1。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

5月8日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた2戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月23日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

4歳（1995年）

5月4日、約9か月の休養明けで迎えた5戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーフラッグから半馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中0週で迎えた6戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた7戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C6イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスズパワフルに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3イ（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダービープライズに3/4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた13戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスズパワフルに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノヌーボに半馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグサスペンスに3/4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルアイアンから2馬身半差の2着となった。

5歳（1996年）

4月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウユタカから1馬身半差の2着となった。

6月2日、中0週で迎えた21戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、太白山賞（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた24戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月21日、中7週で迎えた25戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（8戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野輝彦騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野輝彦騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小野輝彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。