ベンバウン（2001年生、母Escape to Victory）
Benbaun
2001.02.21
ベンバウン（2001年2月21日）は、アイルランドで生まれた競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時5歳）と交配したEscape to Victoryが7歳のときに産んだ仔が本馬である。2007年のアベイ・ド・ロンシャン賞(仏・G1)に勝利した他、2009年のナンソープステークス(英・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞7勝を挙げた。
経歴
2歳（2003年）
7月19日、9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月25日、6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月13日、7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月25日、6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のDontstopthemusicに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月1日、11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月15日、N.カラン騎手を鞍上に迎えて、13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のWestboroughに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。
10月4日、7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったFour Amigosから半馬身差の2着に敗北した。
10月11日、2歳G3のコーンウォリスステークス（イギリス・アスコット芝1006m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上はN.カラン騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
3歳（2004年）
5月1日、10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のTimes Reviewに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。
5月5日、14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月15日、14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のLualuaに1馬身1/4の差をつけて4勝目をマークした。
6月7日、ナーススプリントステークス（アイルランド・ネース芝1006m）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったOsterhaseから短アタマ差の2着に惜敗した。
6月12日、6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のEnchantmentに2馬身の差をつけて5勝目を収める
7月11日、15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月5日、G3のフライングファイブステークス（アイルランド・カラ芝1006m）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったRingmoor Downからアタマ差の2着に惜敗した。
4歳（2005年）
6月5日、P.スマレン騎手を鞍上に迎えて、G2のグロシェン賞（フランス・シャンティイ芝1000m）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったThe Trader Iから3/4馬身差の2着となった。
6月14日、G2のキングズスタンドステークス（イギリス・ヨーク芝1006m）に出走。鞍上は2戦連続でP.スマレン騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。15着に終わった。
6月26日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のOsterhaseに1馬身半の差をつけて制した。
8月18日、J.スペンサー騎手を鞍上に迎えて、G1のナンソープステークス（イギリス・ヨーク芝1006m）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月4日、G3のフライングファイブステークス（アイルランド・カラ芝1006m）に出走。鞍上は2戦連続でJ.スペンサー騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のThe Tatlingに1馬身の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。
9月17日、G3のルネサンスステークス（アイルランド・カラ芝1207m）に出走。鞍上はK.ファロン騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったNoelaniからクビ差の2着に甘んじた。
10月2日、G1のアベイ・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上は2戦連続でK.ファロン騎手（2戦1勝）。17頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月11日、G1の香港スプリント（香港・シャティン芝1000m）に出走。鞍上は3戦連続でK.ファロン騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（2006年）
6月4日、G2のグロシェン賞（フランス・シャンティイ芝1000m）に出走。鞍上はJ.スペンサー騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったMoss Valeから2馬身差の2着となった。
6月20日、G2のキングズスタンドステークス（イギリス・アスコット芝1006m）に出走。鞍上は2戦連続でJ.スペンサー騎手（3戦1勝）。28頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイクオーバーターゲットから短アタマ差の2着に惜敗した。
7月2日、鞍上はP.スマレン騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったDandy Manから1馬身差の2着に敗北した。
7月8日、鞍上はJ.スペンサー騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったPivotal Pointから半馬身差の2着に敗北した。
8月27日、G3のフライングファイブステークス（アイルランド・カラ芝1006m）に出走。鞍上はP.スマレン騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のDesert Lordをアタマ差制して連覇達成
10月1日、D.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着を確保した。
12月10日、G1の香港スプリント（香港・シャティン芝1200m）に出走。鞍上はJ.スペンサー騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
6歳（2007年）
5月26日、G3のアイルランドグリーンランズステークス（アイルランド・カラ芝1207m）に出走。鞍上はP.スマレン騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のMoss Valeに2馬身半の差をつけて3つ目の重賞タイトルを手中に収めた。
6月19日、G2のキングズスタンドステークス（イギリス・アスコット芝1006m）に出走。鞍上は2戦連続でP.スマレン騎手（5戦2勝）。20頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。12着に敗れた。
9月2日、G3のフライングファイブステークス（アイルランド・カラ芝1006m）に出走。鞍上は3戦連続でP.スマレン騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のDandy Manをアタマ差制して4連覇達成
9月15日、G3のルネサンスステークス（アイルランド・カラ芝1207m）に出走。鞍上は4戦連続でP.スマレン騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のMoss Valeに3/4馬身の差をつけて5つ目の重賞タイトルを奪取した。
10月7日、G1のアベイ・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上は5戦連続でP.スマレン騎手（8戦4勝）。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のKingsgate Nativeに2馬身の差をつけて待望のG1初制覇を果たした。
12月9日、G1の香港スプリント（香港・シャティン芝1200m）に出走。鞍上は6戦連続でP.スマレン騎手（9戦5勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。
7歳（2008年）
6月1日、G2のグロシェン賞（フランス・シャンティイ芝1000m）に出走。鞍上は7戦連続でP.スマレン騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月17日、G1のキングズスタンドステークス（イギリス・アスコット芝1006m）に出走。鞍上は8戦連続でP.スマレン騎手（11戦5勝）。13頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月29日、8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったTax Freeから1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月11日、G1のジュライカップステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝1207m）に出走。13頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月22日、G1のナンソープステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝1006m）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月10日、鞍上はP.スマレン騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月28日、テスティモニアルステークス（アイルランド・カラ芝1207m）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
8歳（2009年）
4月18日、12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月10日、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、G3のサンジョルジュ賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。2着となった。
5月31日、G2のグロシェン賞（フランス・シャンティイ芝1000m）に出走。鞍上はJ.スペンサー騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月28日、鞍上はP.スマレン騎手（13戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のSnaefellに2馬身半の差をつけて同レース7勝目を挙げた。
8月21日、G1のナンソープステークス（イギリス・ヨーク芝1006m）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったBorderlescottからクビ差の2着となった。
9月13日、G3のプティクヴェール賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上はJ.スペンサー騎手（7戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月4日、G1のアベイ・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上はP.スマレン騎手（14戦6勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に入った。
9歳（2010年）
3月27日、G1のドバイゴールデンシャヒーン（アラブ首長国連邦・メイダンダート1200m）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でP.スマレン騎手（15戦6勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月16日、G3のサンジョルジュ賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上はJ.スペンサー騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったMarchand d'Orからアタマ差の2着となった。
5月22日、P.ハナガン騎手を鞍上に迎えて、G2のテンプルステークス（イギリス・ヘイドック芝1006m）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月27日、鞍上はP.スマレン騎手（16戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月29日、G3のフライングファイブステークス（アイルランド・カラ芝1006m）に出走。鞍上は2戦連続でP.スマレン騎手（17戦6勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。