ニヴィアン（2016年生、母ハルシュタット）

Nivian

2016.03.10

ニヴィアン（2016年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アーサー王伝説に登場する湖の貴婦人の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時7歳）と交配したハルシュタットが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。主な勝ち鞍は2018年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月24日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタイを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

3歳（2019年）

1月26日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。