エマーブルクラルテ（2014年生、母オーブシュプレーム）

エマーブルクラルテ（2014年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛らしい明るさ（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時15歳）と交配したオーブシュプレームが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は増尾牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増尾牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって378万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、井上啓子によって486万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

4月16日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月22日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のメイセイオペラメモリアルデー（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のブラックチョコに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（10戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、JA岩手ふるさと赤い誘惑りんご杯（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で関本淳騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ピネローロに交わされて5馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は13戦連続で関本淳騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で関本淳騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクラウンカーネルにクビ差届かず2着となった。

4歳（2018年）

1月3日、中0週で迎えた19戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で関本淳騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（16戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（17戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（18戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（19戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。