マジカルモーション（2020年生、母ビーウィッチド）

マジカルモーション（2020年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「魔法のような動き」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したビーウィッチドが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C1八。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月19日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3歳（2023年）

5月28日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、C2 3歳以上特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったミルトイグニスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、祝!!宏夢&杏夏結婚記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサスケブリッコに半馬身届かず2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、被災地へのエールをありがとう賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルジェントステラを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のウラカワノオトをクビ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

4月16日、中1週で迎えた14戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた16戦目は、加賀温泉郷菖蒲湯まつり特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラインハイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月4日、中2週で迎えた17戦目は、これから旬!打木赤皮甘栗かぼちゃ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた19戦目は、能登半島地震復興応援杯（41）（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストオーシャンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、能登半島地震復興応援杯（72）特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、楽天競馬でポイント投票!賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったイテザに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。