ハクサンバルダ（1985年生、母ゴールドランサー）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

3月6日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたマルトヨゴッド決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナムララブをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下の君子蘭賞（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（1989年）

3月12日、約9か月の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月26日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（7戦1勝）。20頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

5歳（1990年）

1月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は加用正騎手（9戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた16戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（11戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマスタマインドをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は加用正騎手（12戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西園正都騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のローベルエディーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は加用正騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は西園正都騎手（3戦2勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月24日、中1週で迎えた24戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の飛騨特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

12月23日、約5か月半の休み明けで迎えた26戦目は、4歳以上900万下の円山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（5戦2勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

6歳（1991年）

1月13日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた28戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグレートルーラーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、約7か月の休み明けで迎えた31戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。