ジュニアコトブキ（1984年生、母キタマツチ）

Junior Kotobuki

1984.04.08

ジュニアコトブキ（1984年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハシコトブキ（当時10歳）と交配したキタマツチが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害5戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

10月4日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝橋秀吉騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で溝橋秀吉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

3歳（1987年）

5月3日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で溝橋秀吉騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で溝橋秀吉騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で溝橋秀吉騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で溝橋秀吉騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のファーザーリングを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた11戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北川和典騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。