アローサンベリーナ（2009年生、母アロールーシー）

アローサンベリーナ（2009年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋親指姫」。毛色は青毛。種牡馬のステイゴールド（当時15歳）と交配したアロールーシーが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦0勝2着7回。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月19日、デビュー戦は小野寺祐太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は386kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月8日、中6週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた3戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、スノースケイプに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリンガスキッドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、連闘で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、プリンスオブパゴダにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月29日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月21日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモフィナンシェに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スマートスピリットに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したステイローズを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（13戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったヴォルカニックヒルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月13日、連闘で迎えた22戦目は、1年間のご愛顧に感謝（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（14戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月24日、中9週で迎えた23戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（15戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた24戦目は、盛り上げよう 2014JBC（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（16戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた25戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた29戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた30戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた32戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。