シゲルサンマ（2013年生、母シゲルバツグン）

シゲルサンマ（2013年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魚名『秋刀魚』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時16歳）と交配したシゲルバツグンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高山博。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害3戦0勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月12日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

10月10日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3歳（2016年）

1月31日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（8戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のノートルスウェを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

7月24日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月12日、中7週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた16戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は森裕太朗騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（2戦1勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

4歳（2017年）

3月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月20日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドリードカフェから8馬身差の2着となった。