マイネルキュステ（1988年生、母ゴールデンソロナ）

マイネルキュステ（1988年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウインザーノット（当時8歳）と交配したゴールデンソロナが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）一珍棒牧場。戦績は、中央平地27戦2勝2着3回、中央障害5戦0勝、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月12日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は558kg。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた4戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

3月31日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は村本善之騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月21日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた8戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるセーヌリバーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月1日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、カルストンセイコーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のタツハヤテに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアテヨーノクラウンに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（1992年）

7月26日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた15戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた17戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は北村卓士騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1993年）

3月6日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた23戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は北村卓士騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は西園正都騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメイスンボサツ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

6月12日、中3週で迎えた28戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/重）に出走。鞍上は村本善之騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

7月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

11月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた33戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ファイトアーム特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた34戦目は、田島寿一騎手を鞍上に迎えて、初雪特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

12月31日、中1週で迎えた36戦目は、佐藤喜良騎手を鞍上に迎えて、千秋楽特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1994年）

1月17日、中1週で迎えた37戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた38戦目は、銀嶺特別（船橋ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた39戦目は、風花特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた40戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた41戦目は、早春特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた42戦目は、アクアマリン特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた43戦目は、花まつり特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

4月18日、中0週で迎えた44戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、約5か月半の休み明けで迎えた46戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月16日、中2週で迎えた47戦目は、ベイシティー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた48戦目は、春待月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた49戦目は、一般B3二（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。