ヒロノグットラック（1988年生、母ヒロノマーヤー）

ヒロノグットラック（1988年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時7歳）と交配したヒロノマーヤーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原一也。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、地方20戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月23日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は514kg。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったハイビスカスマミーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルレジームを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月23日、中7週で迎えた16戦目は、松本克幸騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1992年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本克幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた18戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本克幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本克幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロノアドニスから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた21戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本克幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた22戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本克幸騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスウエーブから2馬身半差の2着となった。

3月27日、連闘で迎えた23戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本克幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた24戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本克幸騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月24日、連闘で迎えた25戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本克幸騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ヘ（中京(地)ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本克幸騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月12日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松本克幸騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本克幸騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本克幸騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3ハ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本克幸騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月24日、中1週で迎えた32戦目は、C3ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本克幸騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1993年）

1月2日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本克幸騎手（15戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松本克幸騎手（16戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松本克幸騎手（17戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。