ハヤブサテイオー（1989年生、母ミスマリオン）

ハヤブサテイオー（1989年3月27日）は、日本の競走馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のホープフリーオン（当時17歳）と交配したミスマリオンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回、地方28戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月29日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は534kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた2戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、メジロダイゲンタに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小島貞博騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のダイセイリュウに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

10月31日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトキオブラボーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

4歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

5歳（1994年）

4月26日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた11戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、美唄特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた12戦目は、空知特別（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、暑寒別岳特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた14戦目は、カートピアジャンボ特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大政君次騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた15戦目は、一般A（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大政君次騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、国後特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般A（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大政君次騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた18戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた19戦目は、プレイアデス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイデケーオーから2馬身差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた20戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は大政君次騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、大倉山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大政君次騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた23戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、阿寒富士特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた24戦目は、大平原特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた25戦目は、道営記念（帯広ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1995年）

4月23日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中0週で迎えた27戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた28戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた29戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で雑賀秀介騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンジョイナーに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月27日、連闘で迎えた30戦目は、さみだれ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で雑賀秀介騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた31戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で雑賀秀介騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアウトバーンシチーから3馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中3週で迎えた32戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で雑賀秀介騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、中7週で迎えた33戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中9週で迎えた34戦目は、一般C4-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた35戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7歳（1996年）

1月16日、中2週で迎えた37戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で雑賀秀介騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で雑賀秀介騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。