アウトバーンシチー（1991年生、母ヒカルパーシア）

アウトバーンシチー（1991年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のドロッポロード（当時14歳）と交配したヒカルパーシアが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は林秀雄。戦績は、中央平地10戦0勝、地方25戦6勝2着10回。主な勝ち鞍は1996年の成人の日特別(C4-1)。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

12月4日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3歳（1994年）

5月14日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた4戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月1日、中4週で迎えた8戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた10戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4歳（1995年）

1月8日、中7週で迎えた11戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイーグルから半馬身差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイーグルから2馬身半差の2着に敗北した。

3月21日、中4週で迎えた14戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳留康豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジェイノーヴァに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月24日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で徳留康豊騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤテオーカンからアタマ差の2着に甘んじた。

5月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で徳留康豊騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアテヨーノクラウンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で徳留康豊騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノカスガに4馬身の差をつけて3勝目を収める

6月19日、中3週で迎えた18戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で徳留康豊騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったピナクルボーイから3馬身差の2着に敗北した。

6月26日、連闘で迎えた19戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で徳留康豊騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったピナクルボーイから4馬身差の2着に敗北した。

7月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で徳留康豊騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤブサテイオーに3馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

7月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C4-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で徳留康豊騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネノユキトシから1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中7週で迎えた22戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で徳留康豊騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で徳留康豊騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツムサシから1馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中3週で迎えた24戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で徳留康豊騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったストレートホーラーから1馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた25戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で徳留康豊騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったインザリードから半馬身差の2着に敗北した。

12月12日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で徳留康豊騎手（15戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1996年）

1月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で徳留康豊騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた28戦目は、成人の日特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で徳留康豊騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のウェルダントップに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

1月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で徳留康豊騎手（18戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で徳留康豊騎手（19戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で徳留康豊騎手（20戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラムセスオーからハナ差の2着に甘んじた。

3月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は22戦連続で徳留康豊騎手（21戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のポットヒロシオーに半馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

4月23日、中3週で迎えた33戦目は、ほととぎす特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で徳留康豊騎手（22戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で徳留康豊騎手（23戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で徳留康豊騎手（24戦6勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。