ワンダーブレベスト（2003年生、母レインボーフライト）

ワンダーブレベスト（2003年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時10歳）と交配したレインボーフライトが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は尾野一義。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方18戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、尾野一義から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山本信行によって315万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

6月17日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ブレーブソルジャーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中9週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

12月6日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイチモンジをアタマ差制して初白星を挙げた。

12月31日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2007年）

1月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた8戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた9戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた10戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムパンサーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルソレミタカに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

9月26日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンノチケットから4馬身差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中良明騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムルパンをハナ差制して4勝目を獲得した。

12月31日、連闘で迎えた21戦目は、ピユアブリス特設（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中良明騎手（6戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中良明騎手（7戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。