ヤマアラシ（1998年生、母ヒノデジヨイナー）

ヤマアラシ（1998年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したヒノデジヨイナーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）瀬戸牧場。戦績は、地方39戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系一般A15。

経歴

デビュー前

小井土金一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

7月14日、デビュー戦は次井武史騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で次井武史騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で次井武史騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

10月19日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で次井武史騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したバラノハナタバを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は次井武史騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野淳平騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったゴールドテイセンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は次井武史騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3歳（2001年）

1月10日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で次井武史騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で次井武史騎手（11戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で次井武史騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で次井武史騎手（13戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で次井武史騎手（14戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったラッキーフォーリーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で次井武史騎手（15戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したグレードキンパイにハナ差届かず2着となった。

6月4日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で次井武史騎手（16戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で次井武史騎手（17戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月17日、中3週で迎えた21戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、約5か月の休み明けで迎えた22戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系3歳（中京(地)ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2002年）

1月13日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般A15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキッカクインに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般A15（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般A14（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた28戦目は、春色特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた29戦目は、彼岸特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月9日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤルキチャンから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月16日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で安部幸夫騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグレナホウシュウに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月7日、連闘で迎えた33戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で安部幸夫騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョニーマインから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた34戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた35戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツヨブラックから3馬身差の2着となった。

7月2日、連闘で迎えた36戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた38戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた39戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。