モアアンドモア（2011年生、母スカーリイベイビー）

モアアンドモア（2011年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ますます」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時13歳）と交配したスカーリイベイビーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方25戦0勝。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月7日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（2014年）

1月18日、中6週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

2月17日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月27日、中9週で迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月22日、中3週で迎えた7戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マサノハナチャンにハナ差交わされて2着となった。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、プラチナブロンドに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、新ひだか町特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月7日、中5週で迎えた12戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、リボンハスカップソーダ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、馬産地応援中京特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

4歳（2015年）

5月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C12 C21（門別ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた16戦目は、2015「夢をつなごう」特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、花菖蒲特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、フリオーソ賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は水野翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた20戦目は、輝け日高胆振農業特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた21戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた22戦目は、K’sガーデン特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野翔騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた23戦目は、町制施行百周年記念浦河町特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野翔騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた24戦目は、静岡県のJA特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野翔騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた25戦目は、サルビア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水野翔騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた26戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、JAにいかっぷピーマン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、JAしずない万馬券特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた28戦目は、美唄産「雪蔵工房」新米特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野翔騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、深見勇也騎手を鞍上に迎えて、熱い感動!中京チャンピオンズC（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた30戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

5歳（2016年）

1月3日、連闘で迎えた32戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた33戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた34戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた35戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は八木直也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。