ファイアンス（2021年生、母ミントシャイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、富本茂喜から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、水上行雄によって385万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

3歳（2024年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4月6日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったショーヴァロンスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、茨城県馬牧場防疫協議会来場記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、湯涌ぼんぼり祭り特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた14戦目は、藤田記念&3人すくすく仲良しで賞（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。