ザブライアンボス（2001年生、母ホクトシャーマン）

ザブライアンボス（2001年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時7歳）と交配したホクトシャーマンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、地方15戦3勝。主な勝ち鞍は2003年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

西岡龍三厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2003年）

8月18日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワールドバトラーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月18日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3歳（2004年）

2月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた3戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランデゴーに3馬身の差をつけて優勝

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4歳（2005年）

1月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハガクレマルに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月26日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

5月4日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。