サザーランド（2020年生、母ターキー）
Sutherland
2020.04.16
サザーランド（2020年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ニュージーランドの滝の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したターキーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬(牝)。
経歴
デビュー前
小林真也厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2022年）
10月22日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のユリーシャを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
3歳（2023年）
2月25日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
3月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。
4月29日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。
9月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。
10月8日、中3週で迎えた6戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り 小雨/良）に出走。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
12月16日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。
4歳（2024年）
1月14日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川端海翼騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。
3月9日、中7週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川端海翼騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って16着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
4月14日、中2週で迎えた11戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のドライグに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
5月18日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスのオーストラリアトロフィー（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。
6月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの長浜特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。
10月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤懸貴志騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、キャプテンネキに交わされて4馬身差の2着となった。
11月3日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤懸貴志騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ローズバルサムに3/4馬身交わされて2着となった。