ボストンプラチナ（2007年生、母アドマイヤアイドル）

ボストンプラチナ（2007年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋白金」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したアドマイヤアイドルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地23戦0勝2着3回、中央障害30戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、浦新徳司から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

6月27日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切り、6着を確保した。

9月13日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた9戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2010年）

1月30日、中5週で迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったヤマニンフリスキーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

3月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったカフェラビリンスにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた19戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた20戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったレオプレシャスにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月4日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2011年）

2月13日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた25戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月18日、中6週で迎えた26戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツカリから2馬身半差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンサミットをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

9月4日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2012年）

1月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた29戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月18日、中5週で迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は草野太郎騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月29日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月9日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた33戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。

8月18日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた34戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた35戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は草野太郎騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた37戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 雨/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2013年）

1月12日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は草野太郎騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

3月3日、中6週で迎えた39戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7月14日、中3週で迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月17日、中4週で迎えた43戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた44戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月27日、中4週で迎えた45戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、中4週で迎えた46戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（9戦1勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2014年）

1月11日、中5週で迎えた47戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月23日、中9週で迎えた48戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた49戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月19日、連闘で迎えた50戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は上野翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた51戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた52戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた53戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。