2歳未勝利

レース展開

ヤマニンアストレアが隊列をリードする形、半馬身後ろの位置にバトルオブブリテンとマイネルグートが取り付く

ヤマニンアストレアがハナを切る恰好となり、体半分のリードでレースを引っ張っていく。2番手にバトルオブブリテンとマイネルグートが並ぶ。続いて、ポリッシュアップとリッツィースターが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、タムロスカイは中団前め。ボストンプラチナとキングシャーロットは中団馬群のちょうど真ん中を併走。その2馬身以上後ろ、ヒロノカイラ、シャコーグランツ、アグネスアンデスらは中団後方の位置。さらに少し間が空いて、マルタカテンザンは後方5番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはターンベリーとタガノアブシンベル。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはクリーンダイアナ。少し離れたしんがりにリスキータイムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タムロスカイが自ら動き出す新種果敢な立ち回りで未勝利勝ち

先頭はアグネスアンデスでリードは1馬身。単独の2番手にバトルオブブリテンが続く。そのあと、マイネルグートが3番手。1馬身離れて、リッツィースターとタムロスカイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるアグネスアンデス。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた1番人気のタムロスカイが自慢の末脚を爆発させてアグネスアンデスを交わすと、最後はクビ差先着して勝利をモノにした。2着のアグネスアンデスから2馬身半差の3着には、2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びたバトルオブブリテンが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたタガノアブシンベルが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたヒロノカイラが食い込んだ。2番人気のヤマニンアストレアは中団前目にいたが最後一杯になって16着に敗れた。