ハクシンダンス（2022年生、母マーシフルレイン）

ハクシンダンス（2022年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時14歳）と交配したマーシフルレインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。主な勝ち鞍は2025年の一般C2三。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月9日、デビュー戦は石田拓郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた2戦目は、遠藤汰月騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

6月21日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤汰月騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月6日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のペリドットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で遠藤汰月騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月22日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、坂井瑛音騎手を鞍上に迎えて、3歳C2六（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた6戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロッツオブプランズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、連闘で迎えた7戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のグランクロワをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月4日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井瑛音騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ショウナンナスカに交わされて4馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、ペラルゴニウム賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑛音騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキタノセレナードに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月26日、連闘で迎えた10戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑛音騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。