トウカイエルシー（2000年生、母クリプシーセカンド）

トウカイエルシー（2000年4月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋信用状（ｌｅｔｔｅｒ　ｏｆ　ｃｒｅｄｉｔ）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時12歳）と交配したクリプシーセカンドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の4歳C2。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

7月13日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

12月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトレンデラコスタに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、中1週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハシノタイガーをクビ差制して2勝目を掴み取った。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテラノヒーローから1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサワノバンビーノからハナ差の2着に甘んじた。

9月5日、中2週で迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドサンデーに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月18日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンストレートに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月23日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。