マイネルダンケ（1993年生、母マツハシルビア）

マイネルダンケ（1993年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイナサンキュー（当時9歳）と交配したマツハシルビアが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福田富晴。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

3月31日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったミスターサミーにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップガルダンに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1997年）

5月1日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、米山特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のファステスユーに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月24日、中3週で迎えた10戦目は、笠堀特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた11戦目は、守門特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、姫川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、春日山特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた14戦目は、菅名岳特別（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、地方重賞の新潟記念（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、八海山特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋耕輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから3馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた18戦目は、谷川岳特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋耕輝騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブジャパンからクビ差の2着に甘んじた。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた20戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月15日、中1週で迎えた21戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、地方重賞の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。