エルプロフェッサー（2021年生、母トーホウディアーナ）

エルプロフェッサー（2021年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「神(ヘブライ語)+教授」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーホウジャッカル（当時10歳）と交配したトーホウディアーナが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月2日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は408kg。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

3歳（2024年）

1月20日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

1月28日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島まなみ騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、エポックヴィーナスに交わされて1馬身差の2着となった。

2月25日、中3週で迎えた6戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月20日、中7週で迎えた7戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が続かず、6着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカネトシショウカをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。