ビースト（2001年生、母アーバンゲージ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、片山建治から「熊本市場サラブレッド1歳」と「大崎市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

幣旗吉治厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2003年）

6月11日、デビュー戦は牧野孝光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーレインから5馬身差の2着となった。

7月9日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月20日、中6週で迎えた5戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月1日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したザビビットクィーンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマルシゲキャプテンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月12日、中0週で迎えた11戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラッシングダイヤを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

2月3日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下貴光騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリントンガールに6馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

3月8日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山下貴光騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクラトリジッコウに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山下貴光騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゴールデンローラーをクビ差振り切って4勝目をマークした。

5月2日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（13戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（15戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

7月18日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた23戦目は、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた24戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた25戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

4歳（2005年）

1月20日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐宗応和騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐宗応和騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月9日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐宗応和騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた29戦目は、矢吹誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢吹誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。