アルファダンジグ（1999年生、母アルファローズ）
Alpha Danzig
1999.03.02
アルファダンジグ（1999年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時13歳）と交配したアルファローズが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地27戦1勝、中央障害15戦1勝2着1回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2001年）
9月8日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。
9月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
10月14日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた5戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
12月2日、中2週で迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
3歳（2002年）
1月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
2月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。
2月10日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
3月16日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
3月27日、中1週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。
6月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（9戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた19戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。
7月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
8月17日、中2週で迎えた21戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサクラインパクトに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月1日、中1週で迎えた22戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
9月29日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は柄崎将寿騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。
10月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（10戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
11月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた27戦目は、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（11戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた28戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
4歳（2003年）
1月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
2月16日、中3週で迎えた30戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。
3月30日、中5週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月10日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月7日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったネオマエストロから9馬身差の2着となった。
7月13日、中4週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月13日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で古川寛和騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。
10月26日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で古川寛和騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月29日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は9戦連続で古川寛和騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で古川寛和騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5歳（2004年）
1月14日、中4週で迎えた40戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で古川寛和騎手（10戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。
2月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で古川寛和騎手（11戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月28日、中1週で迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は13戦連続で古川寛和騎手（12戦0勝）。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターサウスポーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
3月27日、中3週で迎えた43戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月27日、約8か月の休養明けで迎えた44戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（2005年）
1月8日、中5週で迎えた45戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月5日、中3週で迎えた46戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月12日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた47戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。