フォルサ（2012年生、母スイートリヴァー）

フォルサ（2012年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「力（ポルトガル語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時11歳）と交配したスイートリヴァーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は落合一己。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は488kg。17頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月21日、中2週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

3歳（2015年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

2月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のケルンダッシュを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月30日、中2週で迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。