ペットブティック（2002年生、母ミハタスカーレット）

ペットブティック（2002年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ペットの店」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時14歳）と交配したミハタスカーレットが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の五月特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月19日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月2日、中1週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

8月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた8戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、彩笑・中日劇場初舞台おめでとう（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテラノスパイダーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒノデボイスに交わされて4馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スリーエルパサーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の一般C13（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナチュラルハートに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた17戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナチュラルハートに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月26日、中2週で迎えた19戦目は、五月特別（名古屋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウライゴールドに1馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

6月9日、中1週で迎えた20戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、名古屋競馬公式ホームページ開設4周年記念（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小山信行騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゴールデンファンシをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、ロサンゼルス港特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマヤノホマレにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナチュラルハートに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の一般B13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローレルダンスを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グラスミステリーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（14戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた31戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小山信行騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で小山信行騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小山信行騎手（17戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小山信行騎手（18戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた35戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田崇史騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた36戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（19戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた37戦目は、一般B14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（20戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた38戦目は、競馬サークル東海卒業・進級祝い（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（21戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた39戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（22戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた40戦目は、2007ゆかりん誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（23戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた41戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（24戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月9日、中0週で迎えた42戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（25戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。